ここでは、トヨタ86(AE86)に至るまでの歴史と現代の車種についてまとめて行きたいと思います。今回は、第6世代の車種です。この世代のスペックはもちろん、特長なども調べました。見どころは、AE101スプリンタートレノの性能についてです。口コミ等で調べて、メリット、デメリットを調べつくしました。おそらくここの情報だけでかなりの知識を網羅できると思います。参考になればと思います。
トヨタ86 買取 目次
AE101スプリンタートレノの情報まとめ
AE101スプリンタートレノ
【スペック】
160ps/7400rpm
16.5kg・m/5200rpm
4A-GELU型高回転エンジン搭載
レスポンスがよく、レッドゾーンまでストレスなく一気に回転が上がるのが特長です。
インテーク側は4連独立スロットルで、可変バルブ付。
エンジンヘッドは、吸気3バルブ、排気2バルブの5バルブで、4気筒なので合計20バルブ。
ステアリングはイタリアのmomo社製を採用しています。 1
【総評】
非常に乗り心地が良いと評判のようです。車酔いしないと称されるだけあり内装、外装ともに良いものを使ってる印象でした。ただ、やはりエンジンの性能上、街中で走行するのはよくないようです。
AE101調子が悪いときはここを見るべし
4連スロットルメンテと洗浄
中古車を購入したり長年洗浄していない場合は、まずはこの2つを洗浄し、ECUリセットすると調子が戻ることが多いです。洗浄後、調整をスポーツ指向に寄せることも忘れないようにしましょう。
■乗り手が悪い例
ターボのように加速ばかり繰り返す人なら遅く感じてしまうでしょう。そもそもスポーツNAは高回転キープで走れてはじめて速い走りが出来ることを理解しておかねばなりません。乗り手の考えひとつで速くなる例でした。 2
AE101 GT APEX (MT) の良い所、悪い所
メリット
・車格1.6L(1600CC)のコンパクトカーなので、エンジンを噴かせば速いのが良い。
・トランクスルーなので、2ドアクーペながら意外と荷物がつめるのも魅力。
デメリット
・低回転トルクが細いので、街中での発進、停車の繰り返しで面倒に思える。
・夏場、エアコンをつけると遅くなる。
・燃費が悪い。7~8キロ(2L(2000CC)クラスと同等)
・税金等は、2Lと同じ。※1.6Lという中途半端な排気量のため
情報を調べるとAE101の粗が目立ちます。人によっては、2Lクラスのスポーツクーペを運転する方が良いと言われます。
また、スポーツタイプのコンパクト車(1.5L(1500CC)以下)にこだわるなら、高回転・高出力型エンジン搭載の車はないためターボ車を選択することになると思われます。そうしないとスポーツ車としての満足感は得れないようです。 3
AE100スプリンターセダンの情報まとめ
スプリンターセダン(AE100)
【スペック】
1,500cc
スーパーホワイト
SEリミテッド
【装飾】
肌触りの良い上質なスゥエード調のシートとドアの内貼り。ツートーンのダッシュパネルは質感が高い。オートエアコンを標準装備。間欠ワイパーも無段階調整式。 4
【総評】
当時非常に豪華な車であったことが分かると思います。中でもオートエアコンを標準装備と言うのは贅沢な装備だったと言われています。
グレード別搭載エンジン一覧
AE101型
「SJ」:1.6L 4A-FE型エンジンを搭載で115馬力
「GT」:1.6L 4A-GE型エンジンで160馬力
「GT-APEX」:GTと同じ。オプションあり。
「GT-Z」:1.6L スーパーチャージャー付き4A-GZE型エンジンを搭載し170馬力
AE100型
「S」:1.5L 5A-FE型エンジンを搭載し105馬力
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AE100/101型スペック
AE101:
「SJ」:最高出力は115ps/6,000rpm。
「GT」:最高出力は160ps/7,400rpm。GT APEXに比べ、パワーウインドウ等の快適装備が簡素化されており、競技向け車両で、後期型は5速MTのみ。
「GT-APEX」:最高出力は160ps/7,400rpm。オプションとして、スーパーストラットサスペンション装着車も存在しました。
「GT-Z」:最高出力は170ps/6,400rpm。スーパーストラットサスペンション、ビスカスLSDを標準装備。変速機はMTのみあります。ただし、過給器(スーパーチャージャー)付きの4A-GZE型エンジンは16バルブのままになります。 6
AE100:
「S 」:最高出力は前期後期共に105ps/6,000rpm。