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スポーツカーの維持費は一般的に高いですが、トヨタ86は何故か20代の若者に人気で彼らが主力の購入層なのだそうです。

これは真実なのでしょうか？

この真相を探るべく調査いたしました。
トヨタ86の維持費は安いのか？それとも何か維持費を抑える裏ワザでもあるのか？順を追って紹介して行きましょう。

出典：http://www.photo-ac.com/

トヨタ86の維持費

トヨタ86の維持費は以下のように掛かってくることをご存知でしょうか。

順番に見て行くとこのようになっています。

自動車税

自動車の税額は主に、自動車の種類や排気量によって決められています。
86は乗用車の区分になり、排気量が2,000ccなので、2016年4月現在では、自動車税は39,500円となります。

車検費用

2016年4月現在、車検に掛かる最低費用は

任意保険料

2016年4月現在、任意保険料は、年齢や年間走行距離などによって金額が人それぞれですが、

で見積りをした結果です。

ガソリン代

86のカタログ燃費は13.4km/lです。カタログ燃費の70%が実燃費だとすると、86の実燃費は9.38km/lとなります。
上記の燃費で条件（2016年4月現在）

だとすると、86のガソリン代は約130,000円となります。
※グレードはRCです。

駐車場代

2016年4月現在、都内の月極駐車場の料金の相場は約3万円、安い地域の月極駐車場の料金は月1万円です。

維持費のまとめ

2016年4月現在では、

1年間に掛かる費用がこちらです。上記の費用にオイル交換やタイヤ交換などのメンテナンス代が加算されます。 ¹

トヨタ86の維持費（エンジン別）

2016年4月現在、トヨタ86の年間維持費。※燃料はハイオクで計算。

維持費はこの他に自動車保険（任意保険）が必要になります。またその他に消耗品代（オイル交換・ワイパー・タイヤなど）があります。

まとめると、約20万円+自動車保険+消耗品代がトヨタ86の維持費です。

トヨタ86の維持費は高い安い？

税金や燃料代からするとそんなに高くないと言えます。一般的な中級セダンよりもグレードによっては安いでしょう。同じハイオク仕様のマークXの3.5Lモデルよりもずっと安いです。

ただ燃料代だけではありませんから86の場合にはその他の消耗品等で費用が多く掛かるということも念頭に置いた方が良さそうです。普通に乗るのであれば一般的な車種と同じ頻度の交換になるでしょう。

スポーツカーは維持費が高そうと思われがちですが86については、誰でもと言うのは語弊がありますが身近なスポーツカーであると言えそうです。 ²

トヨタ86の維持費を安く抑える方法

トヨタ86に限らず、車を購入して維持していくのは非常にお金の掛ることです。
それは、今まで維持費をご覧になってきてお分かりかと思います。
では、維持費を抑えることは可能なのでしょうか。私は可能だと思います。
下記の項目がまだまだ維持費を抑えることが出来そうです。

我々が実行する簡単かつ現実的な案としては、任意保険の見直しでしょうか？保険会社の比較やライフスタイルに合った保険料の見直しをすることで今より金額を抑えることができます。

ガソリン代はトヨタ86は燃費の良い車とは言え、ハイオクのためどうしても値段が高くなってしまいます。日頃の運転も燃費の良い走り方をするなど、小さなことから節制することが維持費を抑えることに繋がります。

あと、簡単なメンテナンスですが、これは、『洗車』『タイヤ交換』を指します。その他、オイル交換やワイパーなどのパーツ交換など一般では難しそうなことも可能であればセルフでやると節約になります。 ³

若年層のオーナーはどうやって維持しているのか？

20代の若いオーナーさんにトヨタ86は人気です。5人中4人が20代オーナーとか。
一体彼らはどうやって、トヨタ86を維持しているのか？その秘密を探ってみようと思います。

前に記述した通り、維持費を抑える方法は、

しかないのですが、彼らは何をして安く抑えているのでしょうか。

彼らは部品代を浮かせているようです。近年SNSの普及により昔よりオーナー同士のコミュニティーに入って情報交換を行ったりすることが容易になりました。彼らはそこで質のいいAE86を入手し、いらなくなったパーツを安価で手に入れているのです。つまりオーナー同士の横の繋がりが節約に貢献しているのです。

特にAE86と言えば、中古車であり、部品に至っても現在生産されていない物が多いので、コミュニティーでシェアし合えると言うのは彼らにとって大きな意味を持っています。 ⁴